オーガニックナプキンを使い始めました。3種類を試した感想やメリットなど。

女性が毎月お世話になっている生理用ナプキン。皆さんはどのようなナプキンを使っていますか?

私は今までドラッグストアなどに売っている普通の生理用ナプキンを使っていましたが、今年に入ってからは選択肢の一つとしてオーガニックナプキンを取り入れるようになりました。

今回はオーガニックナプキンのメリットや3種類のオーガニックナプキンを使ってみた感想などをご紹介。

オーガニックナプキンに変えようと思ったきっかけ

ある日、意識の高い友人との会話で生理やPMSの話になった時、体に入れる食べ物だけでなく直接肌に触れるものもオーガニックの方が良いことを教えてもらいました。

私は今まで食材選びはオーガニックにこだわっていましたが、生理用ナプキンまでオーガニックにするという考えはありませんでした。そもそもオーガニックのナプキンは高いし、消耗品にそこまでお金を払う必要もないと思っていたから。

でも、友人からオーガニックナプキンの話を聞いて実際にリサーチし、オーガニックナプキンを使ってみようという考えになりました。布ナプキンも選択肢にありましたが、お手入れが少し手間で外出先でも不便だという理由でオーガニックコットンのナプキンを使い始めました。
 

一般的な生理用ナプキンの原材料って?

通常の生理用ナプキンには石油由来の原料から作られた高分子吸収剤をはじめとする化学物質が含まれています。

以下の動画ではケミカルナプキンと100%オーガニックナプキンを燃やした時の違いを比較しています。この動画は「Naturally Savvy Media Inc.」のAndrea Donskyさんが生理用品に使われている原材料の情報開示を求めて作成しました。

ケミカルナプキン(左)は黒い煙を出して激しく燃えていくのに対し、オーガニックナプキン(右)は緩やかにゆっくり燃えていきました。こんなにも燃え方に大きな違いがあるなんてびっくりですね!

実際に「Textile Research Journal」が2007年に発表した研究結果では、生理用ナプキンやタンポンからダイオキシンなどの危険な化学物質が検出されています。

世界初のオーガニックナプキンメーカーとして有名な「Natracare(ナトラケア)」によれば、石油由来の原料から作られる高分子吸収剤は吸収性に優れているけれど水分をゲル化して逃さないため、子宮まわりの冷えや密閉によるムレを引き起こしてしまうそう。

また、デリケートゾーンの冷えは子宮まわりの血行不良や子宮筋腫、子宮内膜症などの婦人病に繋がるリスクも。(ただしケミカルナプキンの使用が病気の直接的な原因となっているかどうかはまだ研究が進められている段階で、現時点では明確なデータがあるわけではありません。)

 

デリケートゾーンは経皮吸収率が高い

ケミカルナプキンの危険性の話になると、「経皮毒」という言葉がよく用いられます。

「経皮毒」とは皮膚を通して体内に吸収される毒という意味で使われる造語なのですが、科学的根拠はないという専門家もいます。しかし、医学的に「経皮吸収作用」が確立するという事が分かっています。

大東製薬が公開している以下のグラフを見てみると、ナプキンが直接肌に触れる陰部は他の部位に比べると経皮吸収率がなんと42倍(腕の内側を1倍とした場合)!
 

大東製薬によると、塗り薬でホルモン補充する時は陰部への塗布がすすめられるそうです。その理由は陰部が体の表面のなかで最も効率良く成分を吸収する部位の一つだからです。

このように陰部の経皮吸収作用が極めて高いというデータはあるのですが、実際のところ生理ナプキンを使用した際にどれくらい陰部から吸収されて身体に影響を及ぼすのかについての明確なデータはまだありません。ケミカルナプキンの危険性はこれからも研究が必要な課題のようですね。
 

オーガニックナプキンのメリット

  • 化学繊維を使わず、農薬不使用のオーガニックコットンが使われている
  • 肌に優しくかぶれにくい
  • 敏感肌の人でも安心して使える
  • 通気性がよくムレにくい
  • 人によっては冷えや生理痛が軽減する (ただし科学的根拠はなし)


 

3種類のオーガニックナプキンを使い比べてみた感想

今回は日本製と海外製のオーガニック & ナチュラルナプキンを3種類買って使い比べてみました。一つずつ使い心地などレビューしていきます。
 

1. natracare(ナトラケア)


natracare(ナトラケア)のウルトラパッド 基本情報

世界初のオーガニックコットンナプキンメーカーである「natracare(ナトラケア)」。環境にも優しい自然な素材でナプキンを作っており、世界約70ヶ国で販売されている人気の商品です。

オーガニックコットン100%で石油由来の化学繊維も不使用。高分子吸収剤、プラスチック、香料フリーである上に無塩素漂白なので、安心して使うことができます。
 

ナトラケア

今回試した他のコットンナプキンの中では一番薄いデザインでした。スリムなので持ち運びに便利。あまりに薄いので最初は漏れたりしないのか心配していましたが、それなりに吸収力も高く安心して使うことができました。

ただ、パッケージにシール(あのなんかふせんみたいなやつ)がついていないので処分する時に不便・・・。(リアルな話してごめんね)
 
使いやすさ:★★★★☆
着け心地:★★★★☆
吸収性:★★★☆☆

 

 

2. Rael(ラエル)


Rael(ラエル)のオーガニックコットンナプキン 基本情報

「Rael(ラエル)」はシンプルで清潔感のあるお洒落なパッケージに惹かれてiHerbにて購入しました。オーガニックコットン100%で、毒物や殺虫剤、合成化学物質を使用せずに育成された非遺伝子組み換えのテキサス産のコットンを使用しています。

関連記事:
iHerbで買ってよかったおすすめ商品 & 微妙だったものをまとめて紹介します
 

ラエル

見た目はほとんど普通のケミカルナプキンと変わらず、使い心地も抜群でした。肌触りもよくてふんわりとしています。通気性も良く、低刺激性のシートなのでかぶれずに安心して使うことができます。

スリムなデザインですが、吸収力も高い方だと感じました。

お値段が他のものと比べて高いので、生理期間中毎日使うのはあまり経済的じゃないかも。なので、自分を労ってあげたい特別な日に使うのが良さそうです。

使いやすさ:★★★★☆
着け心地:★★★★★
吸収性:★★★☆☆

 


 

3. コットンラボ


コットンラボのオーガニックコットンナプキン 基本情報

うさぎのパッケージが可愛い「コットンラボ」のオーガニックコットンナプキン。オーガニックコットン100%使用で快適に過ごせるよう、品質にとことんこだわった商品です。
 

コットンラボ

ケミカルナプキンと比較すると吸収性はかなり低いです。また、ムレ防止デザインではないため長時間替えられない時や激しく動く日には向いてません。家にいる時や量が少ない日には良いかな。

とはいえコットンラボのナプキンは肌触りがすごく良い。ふかふかのベッドみたいに柔らかくて優しい素材なのが特徴です。他のナプキンにはないふんわり感!

自然素材ならではの安心感や快適さに価値があると思う方にぜひおすすめしたいです。

使いやすさ:★★★☆☆
着け心地:★★★★★
吸収性:★★☆☆☆

 


 

まとめ

オーガニックナプキンを使いはじめてからはデリケードゾーンがかぶれたり痒くなったりすることが減り、冷えを感じにくくなりました(※あくまでも個人の感覚です)。これをきっかけに、自分の皮膚に触れるものについてより深く考えるようになったことは大きなメリットだったと思います。

ケミカルナプキンに有害な化学物質が含まれていることは事実ですが、婦人科系の病気の直接的な原因になっているというデータはまだないというのが現状です。また、オーガニックナプキンが婦人科系の病気の予防や健康に良いという保証があるというわけでもありません。

でも、有害な化学物質が含まれているケミカルナプキンよりもオーガニックナプキンを使うという選択肢は悪いことではないし、私はこれからオーガニックナプキンを使っていくつもりです。

自分が毎月使う生理用品が「何でできているのか」「どのように作られているのか」に疑問を持つことは大事なことです。

今まで生理用品についてあまり気にしなことがなかったという方は、この機会にぜひ一度見直してみてくださいね。
 

おすすめオーガニックナプキンランキング

 
▽ 1位 コンパクトで吸収性もしっかり。


 
▽ 2位 ちょっと高いけれど良いものを使いたい方に。

 
▽ 3位 吸収性は良くないけれど、こだわりのオーガニックナプキン。

 


参考文献 :

ナトラケア「ナトラケアについてのよくある質問

Naturally Savvy 「Conventional Feminine Hygiene Products: A Women’s Issue With Toxic Implications

Textile Research Journal 「Analysis of Polychlorinated Dibenzo-p-dioxins and Dibenzo-furans in Sanitary Products of Women

大東製薬工業 「ホルモン補充療法・塗り薬のメリット

LIVESTRONG. COM 「Chemicals in Sanitary Pads

 

ABOUTこの記事をかいた人

Kaeko

1996年生まれ。大学卒業後、専門学校でグラフィックデザインを勉強。Hey Sisterでは、ライティングとビジュアルデザインを担当している。趣味は料理、アート鑑賞、色んなモノ・コトのリサーチ、ヴィンテージショップ巡り。今気になるのはウェルネスとアロマセラピー。