わたしの1日の過ごし方。Vol.36 〜 オランダ在住、作曲家・Aya Yoshidaさん編

オランダ在住の作曲家・Aya Yoshidaさんの1日

7:00 am | 起床

6:50にアラームをセットして、7:00過ぎ頃にベッドを出ます。

ヨーロッパの冬は本当に暗く、日の出は9時前なのでこの時間でも夜中のように真っ暗です。2年ほど前に購入した「PHILLIPS」のウェイクアップライトに本当に助けられています。

 
起きたらコーヒーを入れて、リビングで軽い運動をします。以前は朝に散歩に出かけていたこともあったのですが、天気が悪い日が多いので、家でヨガや筋トレをものの10分、15分ですがやるようにしています。

 
運動終わりにはビタミンDなどのサプリも摂取します。日照時間が大変短い冬の間は、肌や体調、精神面を考慮してヨーロッパでは多くの方が摂取しています。
 

7:45 am | 読書・語学の勉強

コーヒーを飲みながら少し読書をしたり、語学の勉強をします。普段の生活や仕事は基本的に英語なのですが、オランダ語、デンマーク語、そして以前勉強していたフランス語も少しずつですが身に付けられたらと思っています。

 
読書は、基本的に日本に一時的に帰国したときに手に入れてきた紙の本を大事に読みます。本を読んだり、語学を勉強するときは基本的に言葉のないインストゥルメンタルの音楽を聴きます。最近の朝のお気に入りは、Jean-Louis Matinierさんの「Inventio」というアルバムです。

8:15 am | 仕事開始

仕事内容は日によって異なりますが、午前中はクライアントワーク（メディア向けの音楽制作）、メールなどの事務作業、オンラインミーティングやプロジェクトのブレインストーミングをすることが多いです。時差を考慮してこの時間に日本向けの仕事もします。

「REDO PAPERS」というブランドのウィークリープランナーでその日、週にやらなければいけないことを管理しています。紙の廃棄物をリプロダクトした商品を扱っているブランドで、シンプルなデザインとプロダクトのユニーク性、使いやすさが気に入っています。

11:00 am | ブランチ

基本的に朝ごはんは食べないので、ブランチです。この日はコペンハーゲンにあるカフ「Atelier September」のシグネチャーメニューのレシピでアボカドトーストを作って食べました。あまり時間をかけたくないので、簡単なもので済ませます。

12:00 pm | 仕事再開

午後は現代音楽の制作をすることが多いです。今は、サクソフォーン10人のための作品を書いています。楽譜を書き、それを国外のコンサートやイベントなどで音楽家に演奏してもらうのが私の基本的な仕事の流れ。オランダの自宅では、基本的に一人で引きこもって制作をしていることがほとんどです。

月に１度はコンサートや仕事などで国外出張が入り、長いときで2ヶ月ほど家を空けるので、渡航のない自宅での制作時間はとても貴重。このサクソフォーンの作品も春にイタリア、デンマークで演奏される予定で作品とともに旅ができるのが今からとても楽しみです。

 
正直、作品制作はすごくエネルギーを使うので、締切前以外はあまり長時間はできません。時差の関係で、ちょうど15時ごろアメリカのクライアントからメールが来たりするので、その頃一度事務作業に戻ったりもします。

国外での出張の間は、ミーティング、リハーサル、そして夜はコンサートの本番があるなど慌ただしく過ごしています。コンサートのある日は基本的に何も食べません。効果はともかく、ちょっとした願掛けをしています。

17:30 pm | 夕食の準備

日の入りも早いので（この日の日の入りは16時43分でした）、この時間にはすっかり真っ暗。また軽く運動をして夕食作りに入ります。

19:00 pm | 仕事の続き

また制作に戻ります。制作中は気分転換も兼ねていろんなお茶を淹れます。最近は京都の冬夏さん（@tearoom_toka）で購入したほうじ茶や池半さん（@ikehan.mantaro）で購入した日本産の烏龍茶がお気に入りです。カフェインをあまり取りたくない時は、オーストリアのブランド、ゾネントアのハーブティーを飲みます。

22:00 pm | ナイトルーティン

シャワーを浴びて寝る準備をします。30歳を目前に、年相応の健康的な肌でいたいなと思っています。「The Ordinary」の製品をその日の肌の状態に合わせて使い分けています。ヘアは韓国のものが気に入っていて、特に「BEIGIC」のトリートメントは、ヨーロッパの硬水で痛んでしまった髪が生き返ります。

23:30 pm | 就寝

ルームスプレーをシュシュっと振りかけてから寝ます。ドイツのプリマヴェラというブランドの製品が好きで、ボトルに書かれた香りの名称でその日の気分に合わせて使っています。おやすみなさい。