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今回は、昨年末に宿泊した「エースホテル 京都」を詳しくレポしていきます。
エースホテルはシアトル発祥のホテルで、アジアは京都が初!現在はアメリカに8店、イギリスに1店あります。
ちょうどオープン時期とコロナが重なってなかなか足を運ぶことができていませんでしたが、ついに念願叶いました!!
- ロケーション
- 客室の様子
- アメニティ
- ホテルでの朝食
について知りたい方は、ぜひ最後まで記事を読み進めてみてくださいね。
立地抜群!歴史ある建造物をリノベした「エースホテル 京都」

「エースホテル 京都」は烏丸通りと御池通りの交差点に位置し、アクセスは抜群。実際に宿泊して、その立地の良さを実感しました。
ホテルは大正15年に建てられた旧京都中央電話局をリノベした商業施設「新風館」の中にあります。「新風館」にはグルメやファッション、雑貨などのショップが20店舗ほど入っており、ホテルのロビーからもアクセス可能です。


厳選されたショップだけが入っている感じなので、30分もあればサクッと見て回れると思います。
【新風館 テナント一覧】 (2022年1月時点)
- お茶と酒 たすき 新風館
- ぎょうざ処 亮昌
- 焼鳥 京都スエヒロガリ
- green bean to bar CHOCOLATE
- 天ぷら 天寅
- DIG THE LINE BOTTLE & BAR
- CAFÉ KITSUNÉ KYOTO ShinPuhKan
- uka store
- グローブスペックス京都店
- JOHN SMEDLEY
- (THISIS)SHIZEN
- TRAVELER’S FACTORY KYOTO
- BEAMS JAPAN
- Pilgrim Surf+Supply
- 本と野菜 OyOy
- MAISON KITSUNÉ KYOTO ShinPuhKan
- Y. & SONS
- LE LABO KYOTO
- 1LDK
- エースホテル京都
ホテルの隣には「CAFÉ KITSUNÉ」、目の前には「LE LABO」がありましたよ〜。


「新風館」の中庭には自然がたくさんあって癒されます。とっても居心地の良い空間でした。
「ACE HOTEL KYOTO」の中の様子
フロント

では、いよいよ「エースホテル 京都」の中へ。内装デザインはコミューンデザイン、外観デザインとロビーの木組みは隈研吾氏によるもの。「East Meets West」がコンセプトということで、東洋と西洋がミックスした雰囲気が特徴です。
私が唯一宿泊したことのあるニューヨークのエースと比べると、かなり広く開放的でびっくり。それから、明るい!ニューヨークのエースは朝でも夜でも全体的に真っ暗でした(笑)


360°円形型のフロントカウンターの脇にあるホテルショップでは、エースホテルの人気グッズを販売。実際にホテルの客室でも使用されているバスローブや竹製の歯ブラシ、ukaのシャンプーもこちらで購入可能です。

天井は京都の杉の木が埋め込まれており、細かな照明とのコンビネーションが印象的。
誰でも利用可能なパブリックスペース


フロント横のパブリックスペースには長椅子やソファのほか、Wi-Fiと電源も完備。こちらは宿泊客でなくても、誰でも利用可能です。地元の人はもちろん、京都に滞在中のビジネスパーソンにとっても快適な場所を提供しているのだそう。

館内の至る所でアートを感じられるのが「エースホテル京都」の魅力の一つ。こちらは 鹿児島にある知的障害者援護施設「しょうぶ学園」の生徒さんが作ったファブリックアート作品。
「スタンダードツインルーム」客室の様子

チェックイン時間は15時。少し早めに到着したので「新風館」をぶらぶらした後、ルームキーを受け取りました。こちらも素敵なデザインです。エレベーターに乗って5階へ。



お部屋に到着。ドアには “清掃済み、除菌済み、衛生検査済み、施錠済み”のスティッカーが貼られていました。感染対策は徹底しているようです。
内装はシンプルだけど、ディテールのこだわりがすごい

ドアを開けてすぐの景色はこんな感じ。左側にクローゼットやバスルームがあり、奥まで進むとベッドルームがあります。

こちらは玄関スペースのクローゼット。ハンガーがたくさんあってありがたい。

「DO NOT DISTURB」の札はなんとミニほうき。可愛い!

ツインルームなのでベッドが2つ。その上には染色工芸家である柚木沙弥郎さんのタペストリーが飾られています。シンプルなインテリアに柚木さんの作品が映えますね〜。お部屋によってデザインが違うのもまた面白いところ。ちなみに柚木さんは「エースホテル京都」のロゴデザインも手掛けられています。



カーテンとベッドサイドのファブリック、照明は「ミナ ペルホネン」のもの。和と北欧を融合したような落ち着いた色使いが素敵。

ベッドサイドの隅にはレコードプレーヤーとLPレコードが置かれていました。滞在中は自由に使ってOK。今回は好みの曲がなかったので、残念ながらほとんど使うことはありませんでした。レコード好きの方は、自分のお気に入りを持ち込んでも良いですね。一部客室にはギターも置かれているそうですよ。

こちらはデスクスペース。テレビは地上波のほか、YouTubeやNetflix、YouTubeなども視聴できるのでお篭りステイにも最適。


なんと、封筒やメモパッドの下には五線譜が!!こんなさりげないところでまでこだわり抜いていて感心しちゃいました。元々、エースホテルは創業者の音楽仲間の宿泊場所としてスタートしたので、随所に音楽を感じる要素が散りばめられているんです。

ケトルはバルミューダ、湯呑は額賀章夫さん、小皿は伊藤丈浩さんによる作品です。

夜の客室の雰囲気はこんな感じ。和室にいるような雰囲気でした。
浴室付きのシックなバスルーム

続いてはバスルームをチェック。洗面ルームは温かみのある木とシックなブラックの石を組み合わせたスタイリッシュな空間です。

浴室はオールブラックでかっこいい。ハンドシャワーとオーバーヘッドシャワーの2種類があります。
サステナブルにこだわったアメニティ

バスアメニティは環境に優しい「uka」、ハンドソープはポートランド発のソープブランド「pearl+」のもの。

「pearl+」のソープは、アコヤ真珠の貝殻を微粉化したパウダーとデトックス効果のある炭を足し合わせて、コールドプロセス製法で90日間熟成して作っているそう。炭がしっかり汚れを落とし、パールパウダーが肌に優しい潤いを与えてくれます。とても洗い心地が良かったので、買って帰れば良かったな〜とあとになって後悔。ソープディッシュは先ほども紹介した「しょうぶ学園」の作品です。

エースホテルは環境に配慮してプラスチックを最大限に削減するのがポリシー。そのため、バスアメニティもサステナブルなもので統一されています。コットン、歯ブラシ、歯磨き粉は置かれていますが、ヘアブラシやカミソリ、ヘアゴムなどはないのでお忘れなく!

歯ブラシは環境に優しい竹製のもの、歯磨き粉はタブレットタイプです。口に含ませながら泡立てて使います。今回の滞在で初めて試しましたが新感覚でした。個人的にはチューブタイプの方が良いけど、タブレットも悪くないかも…!

こちらが噂のバスローブ。カナダ発ブランド「wings+horns」が京都のためにデザインした別注品で、スウェット素材でできています。

浴室の隣には独立トイレ。かなり広々してます。
「Mr.Maurice’s Italian」の朝食

今回は朝食付きのプランを予約したので、朝食は3階にある「Mr.Maurice’s Italian」でいただきました。アメリカの優れたシェフに与えられるジェームズ・ビアード賞を受賞したマーク・ヴェトリが手がける「Mr.Maurice’s Italian」では「レッドソース・イタリアン」と呼ばれる家庭料理のメニューをベースにしたアメリカン・イタリアン料理が楽しめるお店です。

内装はカリフォルニアのアーティスト、アレクサンダー・コリ・ジラードによるもの。空間を仕切れる可動式の壁に描かれたパターンが素敵でした。

朝食メニューは以下の4つから選ぶことができます。
- アメリカンブレックファスト
- コンチネンタルブレックファスト
- カリフォルニア アボカドトースト
- エッグベネディクト
今回はコンチネンタルとエッグベネディクトにしました。アボカドトーストが人気だそうですよ。


どちらもボリューミーで美味しかった!機会があれば、イタリアンメニューも食べてみたい。
日本上陸の「Stumptown Coffee Roasters」は必見

ポートランド発サードウェーブ* を代表する「Stumptown Coffee Roasters(スタンプタウン コーヒー ロースターズ)」の日本1号店は「エースホテル京都」の中にオープンしました。スタンプタウンはニューヨークのエースホテルにも入っているので留学していた頃足繁く通っていたのですが、その時飲んだコーヒーがそれはそれは美味しくて…。こうしてまた日本で飲むことができるなんて感無量!!
* サードウェーブコーヒー・・・コーヒー豆の生産から消費までの過程が明確で、ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れる浅煎りのコーヒーのこと。


店内は異国感のある雰囲気ですが、親しみやすくもあり気軽に立ち寄りやすいです。

スタンプタウンのラテは重すぎずさっぱり、コクがあって美味しい〜!
スタンプタウンで購入したドリンクやフードはテイクアウトしてお部屋に持って帰るのもよし、店内やホテルのパブリックスペースで楽しむのもよしです。
まとめ : 「エースホテル京都」は宿泊を通して様々なアートを体験できるのが魅力

「エースホテル京都」は建築から内装、アメニティ、レストランまで、あらゆるところにこだわりが詰め込まれており、見どころ満載でした。
宿泊しながら様々なアーティストの作品に触れられるのがとても刺激的で面白かったです。
今回は新館のお部屋に宿泊しましたが、また機会があれば旧館のヒストリックツインルームにも泊まってみたいな。
ホテル情報詳細
ホテル名 | エースホテル京都 |
住所 | 〒604-8185 京都府京都市中京区車屋町245-2 |
アクセス | 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅南改札口直結 京都駅から車で約10分 |
電話 | 075-229-9000 |
公式サイト | https://jp.acehotel.com/kyoto/ |