1日最低1杯はコーヒーを飲まないとカフェイン不足に感じてしまうほどコーヒー好きな私。
コーヒーと一緒に美味しいものを食べたり、カフェごとに違うインテリアや食器、音楽を楽しむのも好きで、地元でも旅先でも時間があれば必ずカフェに立ち寄ります。
5月から住み始めたシンガポールでもカフェ巡りは休日の楽しみの一つ。今回の記事では今シンガポールで訪れるべきおすすめのカフェを5つご紹介します。
1. Plain Vanilla Bakery(プレインバニラ・ベーカリー)
「Plain Vanilla Bakery」は、保存料を一切使用せず一つ一つ丁寧に手作りしているシンプルかつオールドファッションなベーカリーです。お母さんやおばあちゃんのホームメイドベーカリーを思い出すような懐かしい味わいが魅力。
私は初めてカップケーキを試した時「これは本当に美味しい!」と感動しました。甘すぎず素材を生かしたナチュラルな味で、クリームの舌触りも滑らか。自分用に持ち帰るのはもちろん、友人宅にお呼ばれした際の手土産にもぴったり。(カップケーキ12個にメッセージを書いてもらえるギフトボックスもあります。またぜひ利用したい!)
「Plain Vanilla Bakery」は現在シンガポール内に4店舗展開しています。ボタニックガーデンへの散歩がてら立ち寄れるCluny Court店。ショッピングエリアのオーチャードにて買い物の合間休憩にもってこいのION Orchard店。中心部から一番近く最近オープンしたばかりのTelok Ayer店。そして最もベーカリーの種類が豊富なTiong Bahru店。その日の予定に合わせて足を運びたいですね。
Plain Vanilla Bakery(Tiong Bahru店)
住所: 1D Yong Siak Street, Singapore 168641
営業時間: 月~土 8:00〜19:00 日 9:00〜18:00
休業日: 無休
ホームページ: https://plainvanilla.com.sg/
2. Tiong Bahru Bakery(チョンバル・ベーカリー)
「Tiong Bahru Bakery」はここ数年で店舗数が増え、今ではシンガポールで5店舗展開しています。11月にはDempsey Hillというエリアに新店舗をオープンしたばかり。多くの緑に囲まれ、木を基調としたテント風のデザインが素敵です。ちなみにこのエリアは元々ナツメグ農園だったところが軍用施設になり、現在はお洒落なカフェやレストランが集まる注目のスポット。
私が毎回必ずオーダーするのはクイニーアマン。初めて食べた時から、外はサクサクで中はふわふわなパイ生地の食感とこんがりと焼けたバターの絶妙な甘さの虜に。店舗が増えアクセスしやすくなったので、小腹が空いた時はクイニーアマン目当てにサクッと立ち寄ることもあります。
「Tiong Bahru Bakery」は、シンガポールの有名なコーヒーロースター「Common Man Coffee Roasters」のコーヒー豆を取り扱っています。シンガポールのコーヒーは酸味がやや強め。私は酸味のあるコーヒーが苦手だったのですが引っ越して来てから飲む機会が増え、今では美味しく味わえるようになりました。美味しいベーカリーと有名なコーヒーが味わえるのは一石二鳥ですね!
Tiong Bahru Bakery(本店)
住所: 56 Eng Hoon Street #01-70 Singapore 160056
営業時間: 月~日 8:00〜20:00
休業日: 無休
ホームページ: http://www.tiongbahrubakery.com/
3. Chye Seng Huat Hardware(チャイセンファット・ハードウェア)
「Chye Seng Huat Hardware」はシンガポールとマレーシアでビジネスを展開するコーヒーロースター「Papa Palheta」が手がけるロースタリー併設のカフェ。隣にはコーヒー豆や器具を販売するショップもあります。ワークショップやイベントも定期的に開催されており、コーヒー文化の発信地のような場所です。
名前の通り、「Chye Seng Huat Hardware」は金属製品の製作所をリノベーションしたコーヒーショップなのですが、外観にはほとんど手が加えられておらず「本当にカフェなの?」と疑ってしまうほど。そんなさびれた外観とはうってかわって中には居心地の良い中庭や360度見渡せるコーヒーバーがあり、どこを切り取ってもおしゃれな空間です。
私のおすすめはコールドブリュー。初めて行った時に飲んでからハマってしまいました。それ以来いつも決まってこれ。エチオピア、シトラス、フローラル、アールグレイ、ピーチのブレンドでスッキリとした味わいです。年中夏のシンガポールでは特に飲みたくなるお味。
私はクーラーが効いた室内が苦手なので、カフェではよくテラス席に座ります。中庭のテラス席は広々としていて風通しが良く居心地抜群。シンガポールの暖かい気候の中でコーヒーと共にゆったりと過ごすにはもってこいの場所。
冒頭でも触れた通り、私はカフェで流れる音楽を聞くのも好きなんですが、こちらのカフェのプレイリストはいつも私好みで気分が上がります。気になる曲があればすかさずShazam。
Chye Seng Huat Hardware
住所: 150 Tyrwhitt Road, Singapore 207563
営業時間: 火~木、日 9:00〜22:00 金〜土 9:00〜24:00
休業日: 月
ホームページ: http://www.cshhcoffee.com/
4. Two Men Bagel House(トゥーメンベーグルハウス)
「Two Men Bagel House」はブレイクダンサー仲間だった2人の男性が始めたニューヨークスタイルのベーグルサンドウィッチカフェ。たっぷり具が詰まったベーグルサンドウィッチが大ヒットし、ピーク時には長い列が。シンガポールで暮らす欧米人にも大人気で休日の朝にテイクアウトする人も多いようです。
キッチンで作られるジューシーなベーグルサンドを眺めていると、自分のはまだかと待ち遠しくなるはず。
とてもシンガポールらしいなと思ったのはドリンクメニューの中に「Avocado Smoothie」があること。というのも、アボカドシューズはローカルなフードセンターのドリンク屋さんのメニューには必ず載っているほど地元民からも親しまれている飲み物なんです。
「Two Men Bagel House」はショッピングセンターの中にあり、席数も多くなく、ゆっくりと過ごせるタイプのカフェではないですが、しっかりとした朝ごはんをサクッと食べたい時やテイクアウトをしたい時にオススメです。
Two Men Bagel House(Tanjong Pagar店)
住所: 16 Enggor Street, #01-12 Icon Village Altez, Singapore 079717
営業時間: 月~金 8:00〜16:00 金〜土 9:00〜16:00 *共に売切れ次第終了
ホームページ: http://www.twomenbagels.com/
5. Wheeler’s Estate(ウィーラーズ・エステート)
シンガポール郊外のカフェ&レストラン「Wheeler’s Estate」は、豊かな自然と植民地様式の白黒の建物が魅力。中心部より静かでゆったりとした時間が過ごせるカフェです。(フードの料金は少し高めなので、食事目当てというよりは雰囲気を味わうのにオススメ。)
2階にはレストラン、1階にはカフェ「Alfresco Cafe By The Lawn」があります。オープンテラスのカフェには織ラタンの可愛らしいチェアやガーデンテーブルがあり、まるでお庭でピクニックしているかのような気分。実際にガーデンウェディングの会場とし使用されたこともあるほど素敵な場所です。
そしてまたこちらのカフェもBGMが良い感じ。芝生が広がる真ん中にはガラス張りの温室ステージがあり、火曜日から日曜日の夜にはライブパフォーマンスもあるそう。ライトアップされた夜も雰囲気抜群に間違いなし。
Wheeler’s Estate
住所: 2 Park Lane, Singapore 798386
営業時間: 火~木 15:00〜23:00 金 15:00〜24:00
土 9:00〜24:00日 9:00〜23:00
休業日: 月
ホームページ: http://wheelersestate.com/
まとめ
今回はシンガポール在住の私がおすすめしたいとっておきのカフェをご紹介しました。シンガポールはとても小さな国なので退屈してしまうこともありますが、こうしてお気に入りのカフェを見つけておけば、休日の楽しみが増えますね☺
旅行でシンガポールに来る予定がある方、シンガポールに住まれている方がいれば、その日のカフェ選びやメニュー選びの参考にしてみてください。
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