【日本橋】話題のHOTEL K5宿泊レポ。北欧 x 和デザインの上質リノベホテル

8月からホテルのサブスク「Hafh(ハフ)」を利用してステイケーションを楽しんでいます。

すでにHafhを利用していくつかのホテルに宿泊しましたが、今回は日本橋のリノベーションホテル「HOTEL K5(ホテル ケーファイブ)」をレビュー。

結論から言うと、また泊まりたいと思えるホテルでした!落ち着いた雰囲気で居心地良かったですし、ホテル内のレストランやカフェも満足度が高かったです。

  • ロケーション
  • 客室の様子
  • アメニティ
  • ホテルでの朝食

について知りたい方は、ぜひ最後まで記事を読み進めてみてくださいね。

駅から徒歩5分!歴史ある建造物をリノベした「HOTEL K5」

「HOTEL K5」は東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅の10番出口を利用すると一番近いです。徒歩で約5分ほどで到着。私は都営地下鉄浅草線を利用したので「日本橋」駅から10分程度歩いてホテルまで向かいました。
 

1923年に国内初の銀行として建てられた第一国立銀行の外観をそのまま利用しているため、重厚感のある外観です。とてもクラシカルな雰囲気で、海外旅行に来ている気分でした。

K5ホテルが位置する日本橋兜町(にほんばしかぶとちょう)は金融街として知られており、周辺にはオフィスなどがあります。私は週末にステイしたため、人通りは少なく非常に静かで落ち着いた雰囲気でした。
 

「HOTEL K5」の中の様子

フロント

エントランス入ってすぐのところにフロントデスクがあります。

今回はHafhでの予約であることを伝え、サクッとチェックイン。ホテル1階にあるレストラン「CAVEMAN」の朝食の予約もここで取ってもらいました。
 

ホールウェイ

お部屋に向かうまでの廊下もとっても素敵。「ホテル K5」の空間デザインは、スウェーデン・ストックホルムを拠点とする建築家ユニット「CLAESSON KOIVISTO RUNE(クラーソン・コイヴィスト・ルーネ)」が手掛けています。
 

館内の植物は全て、植栽演出集団の「Yard Work」が手がけています。
 

滞在中、一度も使う機会がありませんでしたが階段もありました。
 

一番スタンダードな「K5 ROOM」に宿泊

「ホテル K5」の客室は全部で20室と、非常に小規模でこじんまりとしたホテルです。今回宿泊したのは3階の「K5 ROOM」というお部屋。「ホテル K5」の中で最もスタンダードな客室となっています。
 

ドアを開けると、全身鏡とちょっとした荷物や衣類を置く収納スペースがありました。
 

藍色のカーテンに囲まれたベッドスペース

「K5 ROOM」の一番の特徴は部屋の中心部に配置されたベッドスペース。藍色に染められたカーテンに囲まれたプライベートなくつろぎ空間を演出しています。部屋の真ん中にベッドがあるホテルってなかなか珍しいですよね。
 

コンセントはベッドの片側だけに設置されていました。
 

上下セパレートのルームウェアは嬉しいですね。
 

そして、ベッドを囲むようにしてK5オリジナルの家具や植物が配置されています。北欧テイストでありながらも、さりげなく和の要素も散りばめられていたのが印象的でした。
 

晴天の場合は、窓際の日当たりがよくとても気持ちが良い。早起きしてここで読書する時間が至福でした。K5の客室にはテレビがないのでちょっとしたデジタルデトックスにもなってよかったです。
 

カーテンの後ろにはノグチイサムのAkariがありました。フォルムがかわいい…!
 

ベッドの裏側にはデスクが。ベッドのヘッドボードと一体化したタイプのデスクです。
 

全室に設置されたレコードプレイヤー

デスクの右側には、TEACのステレオプリメインアンプとSONYのレコードプレイヤーがありました。実はレコードプレイヤーを触るのは今回が初めてだったのですが、ハマってしまいそう…!

TEACのステレオプリメインアンプは自分のiPhoneとBluetoothで接続できるので、好きな曲を流すことも可能です。
 

棚のような役割も果たしているベッドのヘッドボードには、セレクトされた本やレコード、卓上ミラーや電気ケトル、グラスなどが置いてありました。ガラス瓶に入った富士ミネラルウォーターは無料で飲めます。
 

デスクの上に置かれていたホテル案内の冊子もデザインが素敵で思わず写真を撮ってしまいました。
 

紅茶はホテル1階にあるティー&ライブラリーバー「青淵-Ao-」のオリジナルブレンド。赤と青の2種類があり、赤はたかちほ烏龍茶/みかんの皮/ナツメ/山査子、青は熟成番茶/生姜/ナツメ/シナモン。一味変わったブレンドでしたが、美味しかったです。コーヒーは、同じく1階の「SWITCH COFFEE」のものでした。
 

冷蔵庫の中はこんな感じ。手前の富士ウォーター以外は有料です。
 

タイル張りのコンパクトなバスルーム

続いてはバスルームを見ていきましょう。
 

私が今回宿泊した「K5 ROOM」にはバスタブがないのでバスルームはとてもコンパクト。入って右手にトイレ、左手にシャワー、そして中央に洗面スペースがあります。ジュニアスイート以上のお部屋にはバスタブがついているので、バスタイムも楽しみたい方はそちらを検討してみてください。
 

バスルームのライティングは入り口付近にあるスイッチで色味を調節することができます。デフォルトではこの真っ赤な照明だったのでちょっとホラーでした(笑)非日常的な体験ができるよ、という提案なんですかね。
 

このインパクト大な真っ黒のシンク、不便なんじゃないかと心配していましたが思っていたほど使い心地は悪くなかったです。
 

アメニティは全てイタリアのオーガニックブランド「NATURAL FOUNDATION 」のもの。ハンドソープの香りがとても良くて気に入りました。(ちょっとイソップに似てた)

コットン、歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリなど必要最低限のアメニティは揃っています。ボックスの一番下にはドライヤーが入っています。
 

フロアタイルもお洒落〜。サウナのような木目の天井も好きでした。
 

シャワーは頭上から水が出るオーバーヘッドタイプとハンドタイプの2つが用意されています。シャワースペースにはドアがないので水が飛び散りやすいので注意です。一応床には少し段差がつけてあるので、飛んだ水が全体に広がらないようにはなっていました。
 

目黒「Kabi」の姉妹店「CAVEMAN」のモーニング

楽しみにしていた朝食はホテル1階にある「CAVEMAN(ケイブマン)」でいただきました。北欧で初めてミシュラン3ツ星を獲得したノルウェーの「MAAEMO」でスーシェフを務めた方が監修しているお店です。目黒で人気のレストラン「Kabi」の姉妹店ということもあり、宿泊前から期待していました。
 

店内はホテルの雰囲気ともマッチした北欧テイストのインテリア。数年前の北欧旅行で訪れたカフェを思い出しました。
 

CAVEMANの朝食メニューはたまに変わるようですが、私が訪れたときは以下の2種のモーニングセットがありました。

  • ソーセージ、CRAZY FARMのサラダ、スープ、サワードー、燻製バター 1980円(税込)
  • ワッフル、醗酵プラムとイチジクのジャム、ヨーグルトと甘酒のソース 1540円(税込)

せっかくなので、どちらも注文して2人でシェアすることに。
 

ソーセージ、CRAZY FARMのサラダ、スープ、サワードー、燻製バター

ソーセージには、ローストした野菜とスープ、サワードーがついています。シンプルなメニューですが、自家製のソーセージはジューシー、野菜はフレッシュでしっかり自然の味を感じられました。
 

このサワードーブレッドも酸味が効いていて美味しかった〜。できるなら、お代わりしたかったくらいです。
 

ワッフル、醗酵プラムとイチジクのジャム、ヨーグルトと甘酒のソース

こちらはカリッと香ばしく焼かれたワッフル。キャラメライズされているので表面はツヤツヤです。お好みで醗酵プラム&イチジクのジャム、ヨーグルトと甘酒のソースをつけていただきます。
 

CAVEMANの朝食はやや高めの値段設定に感じましたが、食材選びや組み合わせ、味付けにはこだわりが感じられました。また、雰囲気も良く、総合的に満足度は高かったです。また機会があれば、ランチやディナーでも利用してみたいです。
 

まとめ : 元・銀行の面影を感じる都心のブティックホテル「HOTEL K5」

今回は、築97年の歴史的な建物をリノベーションした日本橋のホテル「HOTEL K5」を詳しくレビューしました。

レコードを流したり、ソファで読書を楽しんだりと、都心にいながらもゆったりと穏やかな時間を過ごせました。こじんまりとしたホテルなので、全体的に静かで落ち着いていたのも良かったです。

いつかジュニアスイートやロフトのお部屋にも宿泊してみたいですね。その時には今回休業中だったバーにも行ってみたいな。
 

 

ホテル情報詳細

ホテル名K5(ケーファイブ)
住所東京都中央区日本橋兜町3番5号
アクセス東京メトロ東西線・銀座線、都営浅草線 「日本橋駅」 徒歩10分
東京メトロ東西線・日比谷線 「茅場町駅」 徒歩5分
電話03-6280-6581
公式サイトhttp://k5-tokyo.com

 

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