北欧の国民的ブランド、「マリメッコ」の本社&工場に潜入!

60年以上、フィンランド人から愛されるマリメッコの工場に潜入してきました!

フィンランドの国民的ブランドであるMarmekko(マリメッコ)。1951年に創業後、ジャクリーン夫人がマリメッコのAラインのワンピースを愛用していたことで、一気に有名になったんだとか。

今回のヘルシンキ旅では、姉妹でマリメッコの工場を見学させて頂きました。

マリメッコといえば、あのチャーミングなシルエットが特徴のお花(ウニッコと呼ぶそう)のプリントですよね。

日本でもたまにお花プリントのトートバッグを持っている人を見かけます。でも、本家フィンランドでは、プリントトートより、ロゴトートを持っている人の方が圧倒的に多かった。

詳しくは、こちらの「人生初!ヘルシンキを訪れてわかった8つのこと。」でも書いているので見てね!

正直、今までマリメッコのアイテムを買ったことがなかったんですが、最近私がフォローしている北欧のブロガーたちがマリメッコのアイテムを身につけているのを見て、「マリメッコってこんなに可愛いかったんだ!」と気になっていたところでした。

なので、このタイミングでのマリメッコ工場見学はとっても嬉しかったな〜。

 

 

地下鉄でマリメッコ本社へ

さて、まずは地下鉄に乗って15分ほどの距離にあるヘルットニエミ駅まで。そこから歩いて数分でマリメッコ本社に到着です。
 

マリメッコでPRをしているMaaritさんのナビゲートで工場ツアーが始まりました。

ちなみに敷地内には、一般客も利用可能な社員食堂、ショップ、アウトレット、そして工場があります。2階にはギャラリースペースがあり、そこでは新作の展示会や撮影を行なっているそうです。私たちが訪れた時は、まだ公開されていない新作がズラリと飾ってあって大興奮。

 

いよいよ工場内へ!!

すぐに工場とオフィス間でのコミュニケーションが取れるように、工場は社員たちが働いているスペースのすぐ隣にあります。
 

工場内では、最新のスクリーンプリント機械を中心に、30年以上も前から使われている機械も使われていました。最新の機械はやっぱり早い!版画みたいにどんどんプリントしていきます。
 

プリントが終わったら、インクを乾かし、洗い、乾燥させ、ロールにしていきます。ファブリックをロールにする頃には、プリントミスや汚れなどはチェック済みだそうですが、念には念を押し、最後にもう一度、一つ一つ社員たちが丁寧に検品しているそう。どんな小さなミスでも見つかれば、ピックアップされてアウトレットへ。

ファブリックの柄は、デザイナーたちの子供の頃の思い出や記憶がインスピレーション源になっていて、一つ一つにそのファブリックの名前とデザイナーの名前が端っこに小さくプリントされています。

 

工場見学の後は、ショッピング&社員食堂「maritori」でランチ

社員食堂「maritori」は、2012年8月より一般公開されているため、社員たちに混ざってランチを楽しむことができるんです。ランチはビュッフェ形式で、サラダやスープ、ラザニアやパンにコーヒー、ジュースなど色々ありました。

ランチの後は、ショップでお買い物。最新のコレクションはもちろん、アウトレットには過去のコレクションが最大70%オフで売られています。ファンには間違いなくたまらない空間。お土産にもぴったりな小物もたくさん揃っています。

 

今販売中の春夏コレクションが可愛い

今店頭でも販売されている最新春夏コレクションは、好みのものがいっぱい!!

どちらかといえば、ミニマルなテイストを好む私たち姉妹でも取り入れられそうなアイテムが結構あるんです。特に気になっているのは、レザーのコート、グリーンの網バッグ、ストライプのシャツなど。

工場ツアーをしてくれたMaaritさんは、ストライプのワイドパンツにホワイトのスニーカーを履いて、さりげないゴールドのアクセサリーをつけてました。すごくお似合いで素敵でした。

 

工場見学ツアーにはどうやって参加するの?

現時点では、マリメッコが公式に行なっている見学ツアーはなく、旅行会社などのオプショナルツアーを申し込んで行くのが唯一の方法です。


Marimekko
Kirvesmiehenkatu 7, 00880 Helsinki, Finland
営業時間:月~金曜10:00~18:00 土曜10:00~16:00 
定休日:日曜
http://marimekko.com/

Maritori
Puusepänkatu 4, 00880 Helsinki, Finland
営業時間:月~金曜9:00~15:00(ランチは10:30~14:00) 
定休日:土・日曜
http://maritori.juuri.fi/