フィンランドで一番美味しいシナモンロールを探せ!

美味しいシナモンロールを求めて、全部で3店舗のシナモンロールを食べ比べてみました!

こんにちは、Kaekoです。
 
フィンランドと言えば、シナモンロール!今回のフィンランド旅でもかなり楽しみにしていたものの一つでした。
 
シナモンロールは、スウェーデン発祥の食べ物ですが、フィンランドの人たちにとっても身近な存在であり、定番メニューです。
 
好きな映画の一つである(飛行機でも2回見た)、フィンランドが舞台となった「かもめ食堂」にもシナモンロールが登場しますよね!画面を通して良い香りがしてきそうな出来立てシナモンロールは特に印象的でした。
 
さて、今回は美味しいシナモンロールを求めて、全部で3店舗のシナモンロールを食べ比べてみることに。
 
どれもそれぞれ美味しくて判断が難しかったのですが、自分なりにランクをつけてみました。フィンランドでおすすめのシナモンロールを探している方の参考にもなれば嬉しいです。

3位 Café Succès

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1957年から変わらず現在の場所で営業を続けている老舗のカフェ。店内はとってもレトロで開放的な雰囲気。常連さんが新聞を読んでいたり、おばさまたちがお茶していたりと、とても和やかでゆったりとした時間が流れていました。閑静なエリアにあり、ゆっくりとした午後を過ごすのに最適な場所だと思います。
 
そして肝心のシナモンロールですが、水分が抜けて少しパサパサしており、しっとり感が無いように感じました。焼き上がってから時間が経ってしまっていたからでしょうか…?でも、やはり老舗ということで、受け継がれているシナモンロールのお味はとっても美味しかったですよ!
 
シナモンロールのサイズは、特大サイズと普通サイズがあり、今回は普通サイズを食べてみました。特大サイズは、さすがに大きすぎて断念。

 

2位 Patisserie Teemu & Markus

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2011年に男性パティシエ2人が中心となってオープンした、ベーカリー&パティスリーショップ。お店は小さいですが、イートインスペースもきちんと設けてありました。店内に入ると、香ばしいパンの良い香りで食欲が一層掻き立てられます。パンもケーキの種類もかなり豊富でしたよ!
 
早速、こちらのシナモンロールをいただいてみましょう。このお店のシナモンロールは、バターの風味が他のものよりも強く、上にのっているオーツやザクッとしたお砂糖との相性が抜群!香ばしいシナモンロールという印象でした。ちょっとしたおやつや朝ごはんにぴったり!

 

1位 Kanniston Leipomo

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Kanniston Leipomoは、1914年創業の老舗のパン屋さん。ヘルシンキ市内では5店舗も構える、地元の人にも愛され続けている人気ベーカリーショップです。

こちらのシナモンロールは、結構大きめなので食べ応えたっぷり。少し潰れた見た目が特徴です。フィンランド語でシナモンロールは「コルヴァプースティ(潰された耳)」と言うんだとか。とってもしっとりとしていて、少し甘さ控えめ。(日本のシナモンロールは砂糖たっぷりで甘すぎな気がします)

もちろん焼きたてが一番美味しいけれど、冷めていてもとっても美味しい~!!!このお店について調べていると、なんとヘルシンキ新聞のシナモンロール部門で1位を獲得しているんだとか。納得の美味しさです。
 
すっかり気に入ってしまって、ヘルシンキ滞在中は2回も食べてしまいました。私たちが何度も通った有名&便利なデパート「Stockmann」の1階ベーカリーコーナーでも購入可能ですよ!
 


 

シナモンロール食べ比べまとめ

今回のヘルシンキ旅では3箇所のシナモンロールを食べ比べてみて、どのお店もそれぞれ違った味、形をしていて、シナモンロールも奥深いなあとしみじみ。
 
日本で売られているシナモンロールは、一般的に甘すぎて(グレーズド系が多い)自ら買うことは少ないのですが、フィンランドのシナモンロールは、程よい甘さで食べやすい。大きくてもぺろっと一つ食べられるくらい美味しかったです。姉は9個くらい食べたい!!と言ってました。(なぜ9個!?笑)
 
人それぞれ”美味しい”の基準は違いますが、私の個人的なおすすめは、「Kanniston Leipomo」のシナモンロールでした。しっとり感、もちもち感、程よい甘さ、冷めてても美味しい、パーフェクトな美味しさでした。今すぐ食べたい。。。
 
次回、またフィンランドへ行く機会があれば、もっと様々なシナモンロールを食べ比べできたらいいなと思います!