友達が少ないって悪いこと?

私はどちらかと言うと友達が多い方ではありません。

昔の自分ならそんなことを堂々とは言えなかったと思います。なぜなら友達が少ないことを「恥ずかしいこと」「カッコ悪いこと」だと思い込んでいたから。

でも大人になってようやく一人の時間を持つことの大切さに気づいたし、今は心から信頼できて気の合う友達が何人かいてくれればそれで十分です。

実はそんな風に思えるようになったのは割と最近のことでした。

友達の数に敏感な10代〜20代前半

人生で最初に友達の数を意識するのって学校じゃないかな。

学校という社会では同調圧力が強くて一体感を求められるから、休み時間や昼休みを一緒に過ごしたり登下校を共にする人がいないとすごく生きづらくなっちゃう。

だから10代の頃の私は社交的なタイプではなかったけど、友達が少なくて「可哀想な子」「性格が悪い子」って言われないように集団生活の中でグループという小さな組織に属すことに一生懸命でした。

そもそも小学1年の時から「ともだち100人できるかな〜」って歌わされてたら、物心ついた頃には「友達はたくさんいるべきだ」と思い込んでしまっているのは無理もないよね。

とにかく平和な学生生活を送るためには、たくさんの友達が必要だったんです。

大学生になってもそれは変わりませんでした。

むしろ当時はフェイスブックの流行で余計に友達の数に敏感になっていたので、色んなサークルやイベントに顔を出したり、授業後にみんなで飲みに出かけたりとますます忙しい日々が続きました。
 

友達の数は人の価値や幸福度を表す物差しではない

ところが大学を卒業した途端に今まで付き合っていた人たちとどんどん疎遠になり、自分にとって本当に「友達」と呼べる人が一握りしかいないということに気づいてしまったんです。

正直ショックでしたが、これが自分のこれまでの人間関係について改めて見つめ直すきっかけになりました。

その中で徐々にわかってきたのは、広く浅い付き合いをするよりも、心から信頼できて気の合う人たちと真の友情を深める方が自分は幸せだということです。

今までの私は友達の数で自分の価値が決まると思っていたので、とにかくたくさんの人と仲良くすることで安堵感を得ようとしていました。

だから気の合わない人とも無理して形だけの関係を維持しようと躍起になって、本当に自分の心が望んでいたことが見えていなかったようです。

友達は無理して作るものではないし、友達の数は人の価値や幸福には何の関係もありません。

そのことに気づけた今は自分の時間と大切な人との時間を両立し、うまく心のバランスを保てるようになりました。何より気持ちがとても楽です。

「友達は多くなきゃダメ」みたいな風潮がある日本の社会で生きていると、疲れることも多いですよね。

そんな時は一度立ち止まって「私が望む人間関係はどんなもの?」って自問自答してみたり、自分のこれまでの人間関係を振り返ってみると、もっと自分のこともまわりのことも大切にできるようになるんじゃないかな。
 

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Mayuko

HEY SISTER編集長。大学卒業後2年間ニューヨークに留学。帰国後は当サイトを運営する傍らフリーランスライターとしてファッション&ビューティーメディアへの寄稿を開始。現在はFarfetch.comでエディターとしても活動している。好きな食べ物はたこ焼き。海外のコスメが大好き。