人生で一度は行くべき奇跡の美術館「Dia:Beacon」へ行ってきた!

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今回のニューヨーク滞在中に、念願だった「Dia:Beacon(ディア・ビーコン)」へ行ってきました!

アートの世界で働く友人から、あまりの素晴らしさに感極まって泣いてしまったというエピソードを聞いてどうしても行ってみたかったのです。

というわけで今回は、Dia:Beaconへの行き方や見所をたっぷりとレポしたいと思います。

Dia:Beaconへのアクセス・行き方

マンハッタンからハドソン川沿いに1時間半ほどかけて北上すると、のどかなビーコンの街が現れます。まさかここもニューヨークの一部なんてと疑ってしまうほど穏やかで癒されます。

ビーコンへ行く人のほとんどは「Dia:Beacon」がお目当て。行き方は、グランドセントラル駅から「Poughkeepsie」行きのメトロノース・ハドソンラインに乗り、ビーコン駅まで行きます。$36.50の電車の往復券と美術館の入場券がセットになったGetaway Packageを購入するとお得!

ハドソン川沿いの素敵な景色を眺めながら1時間半ほど電車に揺られていると、ビーコン駅に到着します。駅から美術館までは徒歩で10分ほど。ほとんどの人が美術館が目的なので、まわりの人が行く方向に進めば間違いなくたどり着けますよ。

ちなみにゆっくり落ち着いて見て回りたいなら、平日がおすすめ。
 

Dia:Beaconの見どころ① 想像をはるかに超える広大なアート空間

1929年に建てられたナビスコの包装紙印刷工場を改修して作られたのが今のDia:Beacon。元工場だったこともあり、その敷地面積はなんと22,000㎡。数字だけ言われてもピンとこないかもしれませんが、本っ当に広いです。

美術館に一歩踏み入れると広がる、想像をはるかに超えた広大なアートの空間に引き込まれます。こんなにも大胆かつダイナミックに空間を使って展示をしている美術館は今まで見たことがありません。また、光の使い方も絶妙で、贅沢に差し込む自然光の光がアート作品をよりドラマチックに魅せてくれます。

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Dia:Beaconの見どころ② 現代アートを代表するアーティストが大集結

Dia:Beaconには、アンディー・ワーホル、ウォルター・デ・マリア、ダン・フレヴィンなど、現代美術を代表する1960年代のアーティストたちの作品が、ズラリと並びます。

特に私たちが好きなのは、彫刻家リチャード・セラの作品。巨大な鉄板を湾曲させ、壁のように見立てた、シンプルながらも迫力のある作品です。入り口をくぐって中に入れば、自らもそのアートを体感することも。写真などで見ていた以上のスケールの大きさに圧倒されてしまいました。ぜひゆっくり時間をかけて見ていただきた作品のひとつです。

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まとめ

広大な敷地と贅沢な空間使いは現代アートを鑑賞するには最高の環境です。

この美術館を訪れたあと、なんとも言えない感情が込み上げて泣いてしまったと言っていた友人の気持ちが少しわかったような気がしました。本当に素晴らしかったです。機会があればまたもう一度足を運んでみたい。

Dia:Beacon
 
住所:3 Beekman Street, Beacon, NY 12508
公式サイト:http://www.diaart.org/