香港・セントラルにあるカクテルの進化系バー「Quinary」へ行ってみた!

香港に行ったら、絶対訪れてみたかった新感覚バー「Quinary(クイナリー)」。お店は、中環(セントラル)にあり、今回の香港旅の中でも、かなり楽しみにしていた場所です!!
 
このちょっと珍しいバーは、現地の人たちの間ではもちろん、海外からの観光客からも大人気のお店。それもそのはず、「世界のベストバー50」にも選出された経歴を持っています。
 
このお店のオーナーは、ミクソロジストのアントニオ・レイさん。香港を拠点に世界でもかなり活躍されているスーパースター的存在のお方。彼が生み出すカクテルは、本当にクリエイティブでまるでアート。今までにはない、想像を超えたミクソロジーカクテルを楽しみたいならぜひ「Quinary」へ!

進化し続けているミクソロジーカクテルとは?

そもそも「ミクソロジーカクテルって何?」って思いましたよね。
 
ミクソロジーとは、「mix(混ぜる)」と「ology(論)」を組み合わせた造語のことで、ロンドンが発祥の地です。
 
ミクソロジーカクテルは、様々な手法を使って、フレッシュなフルーツや野菜、ハーブなどの素材を活かしたオリジナルのカクテルレシピを考案するんだそう。今までにない素材の組み合わせや、斬新なレシピを生み出していくのが「ミクソロジスト」です。
 
香港の「Quinary」では、まるで実験室のように、遠心分離機や液体窒素などの特殊な装置でカクテルを作ってました。一応理系の私は、興味津々。カクテルってこんなにも進化していたのか…と感心してしまいました。

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遊び心溢れる新感覚カクテルメニュー

ワクワクしながらお店に向かい、数あるメニューの中から私たちが選んだのは、お店のシグネチャーカクテルでもある「アールグレイキャビアマティーニ」。(ブログで紹介したいから、姉妹で別のもの頼もうねって言ってたのに、なぜか同じものを頼んでいたという失態・・・)
 
「アールグレイキャビアマティーニ」は、お店に行く前から、かなり気になっていたカクテルでした。紅茶とキャビアとマティーニの組み合わせが気になる!!!
 
コアントロー、ヴォッカ、エルダーフラワーシロップをシェイクし、その上にアールグレイの風味を閉じ込めた泡がたっぷりとのっています。中には、アールグレイ味のキャビアが入ったスイーツのようなカクテル。私は甘めが好きなので、とても気に入りました。味、食感、香り、全てを堪能できる絶対的おすすめメニューです!
 
多分お店にいたお客さんのほとんどがこのメニューを頼んでいたような・・・。
 
他にもたくさん種類があったのですが、先ほども言ったように、姉妹で全く同じものを頼んでしまって写真がないので、絵に描いてみました。

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(左上から時計回りに) Pisco Lime Sour、Lavender Meringue Pie、Miss Rosa Gimlette、Monkey Fizz-Ness、Earl Grey Caviar Martini、Her Name Was Lola、Happiness Can Buy、Espresso Martini
 
どのカクテルもユーモアたっぷりの名前がついていて可愛いですよね〜!
 
特に気になるのは、泡にしたマシュマロ、リモンチェッロ、ラベンダー味のジンを混ぜ合わせた「Lavender Meringue Pie」とレモンやマンダリンなど爽やか系のお酒にカカオのアイスボールが乗った「Miss Rosa Gimlette」。どんな味がするのかとても気になりますね。
 
ちなみに、こちらのバーでは、1テーブルにつき1フードオーダー制です。そのことを知らずにランチでお腹いっぱい食べて行ってしまった私たちは、とりあえずトリュフポテトをオーダー。これもまた大当たりで、美味しくペロッと頂いてしまった・・・。ここでもしっかり食い意地発揮しました。
 
店内は、カウンター席とテーブル席がありますが、カクテルが出来上がるまでのプロセスを楽しみたいなら、カウンター席がおすすめですよ!21時以降は混雑するので、ゆっくりしたい方はお早めに!

 


進化し続けているカクテル業界。次々と目から鱗なメニューを生み出し続けている「QUinary」はまた次回も絶対行きたいです!
 
イラスト:amazakesan