ミレニアル世代の皆さん、今日は日本の男女平等について話しませんか?

equality

この間、大学時代の友人達数名と飲みに行った時のこと。自然と話題は「結婚」の話になり、ある一人の男子がこんなことを言いました。
 
「結婚するなら、絶対料理とか家事とかしてくれる子がいいなぁ。」
 
それを聞いて私は一瞬固まってしまいました。
 
「いやいや、家事をしてくれる子がいいって言い方はおかしいでしょ。女性は男性の家政婦でも母親でもないし、そもそも結婚って身の回りの世話してもらうためにするものなの?」なんて親戚の口うるさいおばさんみたいなことはもちろん本人には言えず。
 
彼は、悪気なんて全くなく、自分の願望を述べただけだし、一般的にごく普通の20代半ば男性の発言だと思うのですが、私はなぜかものすごーく違和感を感じてしまった。その理由はおそらく、彼の何気ない一言に「男女の不平等さ」を垣間見てしまったからだと思います。
 
私がニューヨークに留学していたころ、出会った現地の既婚カップルのほとんどが共働きでした。また、デートした欧米人男性たちに「結婚相手に求める条件」を聞いてみると、だいたい「自立した女性」という答えが返ってきます。これは精神的にも経済的にもです。もちろん、女性が「家庭的」であることや、「料理が上手」であることはプラスαですが、それが結婚の第一条件にはなりません。
 
結婚してからも働きたい派の私としては、そんなニューヨークはとても居心地良く感じる場所でした。
 

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ニューヨークも含め、欧米では、家事や育児の「男女共同参画」が進んでおり、女性の労働率も、キャリアの質も同じくらい高い。男性も女性も「家事や育児は分担するもんでしょ?」っていうのが基本的スタンスです。
 
「そんなの文化や国民の意識が日本とは違うし、昔から女性も働いてたんじゃないの?」って思うかもしれませんが、元々は欧米も日本と同じように男尊女卑社会だったし、女性が本格的に働けるようになってからはまだ半世紀しか経っていないんですよ。
 
一方で、日本の社会はいまだに働く女性にとっては生きづらい場所。女性の社会進出も進んでいなければ、家事・育児に対する男性のサポートも欧米に比べれば圧倒的に少ないと思います。
 
2016年10月に世界経済フォーラムで発表された「世界の国々の男女格差(ジェンダー・ギャップ指数)」で、日本は、144ヵ国中、111位。主要7ヵ国(G7)の中では最下位です。
 
ちなみに1位はアイスランド、2位はフィンランド、3位はノルウェーと、北欧が独占。アメリカは45位でした。
 
このランキングからもわかる通り、やっぱり日本は男女平等に関する意識が低すぎます。昔より減ったとはいえ、「男は働き、女は家庭」っていう価値観は今も根強くある。昔の日本女性たちが、働く男性を献身的に支え、家庭を守ってきたことはとても素晴らしいことだけど、今はまた違った家庭の形があってもいいはずだよね?
 
以前、マツコ・デラックスがテレビ番組で、今の日本の男女平等について、「男の世界に合わせられる女の人じゃないと平等にならない。女性が男性に合わせることなくいられることが本当の男女平等。」と発言していたことに、とても共感しました。
 
本当の意味での男女平等を現実化するためには、根本から意識改革していかなければいけないと思います。
 
「料理と家事してくれる人と結婚したい」って思っている人が会社や組織のトップにいたら、いつまでたっても女性にも男性にも優しい労働環境は生まれないよね。

 
コラージュ:Mayuko
 

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Mayuko

Hey Sisterでは、ライティング、ビジュアルアート、サイトデザインを担当。iPhoneとPhotoshopがベストフレンド。好きな食べ物は、たこ焼き。海外のコスメが大好き。